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iMacをEl capitanにOSアップデートした

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この週末、メインに使用しているiMacのOSをSnow LeopardからEl capitanにアップデートした。Snow Leopardは軽量かつ安定していてOSとして優れていて非常に気に入っていたのだが、Javaが6まで(しかもAppleJava)しか使えない、という(開発者にとって)かなり致命的な問題が気になっていた。せっかくなので今回OSXアップデートの手順と、El capitanを少し使用してみた感想を記載しておく。

OSXアップデート

アップデートしたiMacは2011 Mid(27-inch)モデルだ。ただしメモリを12GBに拡張している。

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OSXのアップデート自体は非常に簡単で、アップルメニューから「ソフトウェア・アップデート」を選択するだけだ。Snow Leopardではアップルメニューの中にあるが、OSXのバージョンによっては「アップルメニュー」>「このMacについて」>「ソフトウェア・アップデート」を選択する。

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あとは画面の指示にしたがってEl capitanをインストールする。基本的には何も聞かれることなく、自動で再起動を繰り返す。

※いくら手順が簡単になったといってもOSインストールはリスクが伴うため、バックアップを取得してから実施したほうが良いだろう

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El capitanの感想

インストールが無事成功すると、El capitanのログイン画面が表示されてそのまま使用できる。インストール後の感想をいくつか記載しておく。

Microsoft Office 2011が使える

El capitan向けにMicrosoft Office 2016がリリースされていたので、今まで使っていたOffice 2011は使えなくなるだろうと思っていたが、これがなんとEl capitanでも使用できる!初回起動時にMicrosoftアップデートが必要だが、追加購入なしで引き続き使用できるのは嬉しい。

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ファイル・アプリケーションは基本的にそのまま使える

これも驚いたのだが、OSアップデート後でもファイルやアプリケーションは基本的にそのまま引き継がれて使用できる。デスクトップ上のファイルも残っているし、iPhotoも以前のライブラリを開いて起動できる。ただしそのまま使用できないアプリケーションは一部あるため、初回起動時にメッセージが表示されてアプリケーションディレクトリから隔離される。正直OSのメジャーバージョンアップがここまで便利になっているとは想定していなかった(しかも10.6から10.11と5バージョンもあがってるのに!)。

Parallelsは使用できない

仮想環境としてParallels 7を使用していたのだが、これはEl capitanでは使用できなかった。ただこれは事前に情報を入手していたのでそれほどダメージはない。今度はVMWare Fusionを使うつもり。

今のところ問題なく使用できている

アップデート前はあまり良い噂を聞かなかったEl capitanだが、今のところ問題なく使用出来ている。特にレスポンスが遅いわけでもなく、使用出来なかったアプリケーションはParallelsだけだった。

バックアップ用外付けHDD

OSアップデートのついでに、ファイルバックアップ先として今回外付けHDDを購入した。今回購入したのはBuffaloのMiniStationというモデルだ。

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古いMacだとUSB2.0にしか対応していない。今回の2011 Mid(27-inch)モデルでもThunderboltとUSB2.0しか対応していないが、このMiniStationはUSB3.0もThunderboltの口も持っているので今後MacUSB3.0が標準になればUSB3.0で接続すれば良いし、それまではThunderboltで接続すればよい。Apple/Intel陣営は現在Thunderboltを押しているが、Firewireと同じでUSB3.0が普及すればThunderboltも結局なくなっていくと思われる

BUFFALO Thunderbolt&USB3.0用 ポータブルHDD 1TB HD-PA1.0TU3

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使い方も簡単で付属のThunderboltケーブルで接続すれば、そのまま領域として認識されるのですぐに使うことが可能だ。ちなみにUSB3.0のケーブルも付属しているので購入の必要はない。

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